忠   弥   坂

忠弥坂標識 忠弥坂

坂の名は、この坂の上あたりに丸橋忠弥の槍の道場があって、忠弥が慶安事件で捕えられた場所にも近いというこで、 付けられました。 ただ、 道場のあった場所については諸説があります。
「慶安事件」は、 忠弥が由井正雪とともに、慶安4年(1651)江戸幕府の転覆を企てて発覚し失敗に終わった当時の一大事件でした。
 この事件を題材にして河竹黙阿弥が「慶安太平記」を書いております。
(2001.7.27撮影)             
丸橋忠弥は、 慶安4年8月10日品川において処刑されましたが、 このときの辞世の句と称せられるものが「東京名所図会」に記載されています。
 雲水のゆくへも西のそらなれや 願ふかひある道しるべせよ
(2003.7.15追記)
             
              

             〇 所  在  地     文京区本郷1
             ○ 交     通     
都営地下鉄三田線水道橋                         

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