 |
 |
|
|
| 標識には、 「壱岐坂は、御弓町へのぼる坂なり。 彦坂壱岐守屋敷ありしゆへの名なりといふ。 按に元和年中（１６１５〜１６２３） の本郷の図を見るに、 此坂の右の方に小笠原壱岐守（九州佐賀県唐津で当時六万石の大名）下屋敷ありて吉祥寺に隣れり。 おそらくは此小笠原よりおこりし名なるべし。」（改選江戸史） 御弓町については 「慶長・元和の頃御弓同心組屋敷となる。」とある。（旧事茗話） 坂は、大正１２年（１９２３）の関東大震災復興事業に基づき、開かれた現在の新壱岐坂により分断され、新壱岐坂の中ほどにある東洋女子短大脇を下る坂道（標識あり）と、その先新壱岐坂を横断して右先を斜め左に下る道とに分かれています。 （２００３．６．２７撮影） |
〇 所 在 地 文京区本郷１・２
○ 交 通 東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目、
都営地下鉄三田線水道橋
