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| 坂は、 JR中央線を右手に皂角坂（さいかちざか）を下りてきたところの三崎町１丁目と猿楽町２丁目の間を下る道です。標識には次のとおり記載されています。 この坂を小栗坂といいます。 『江戸惣鹿子名所大全』には「小栗坂 鷹匠町にあり、水道橋に上る坂なり、 ゆえしらず」とあり、『新撰東京名所図会』には「三崎町一丁目と猿楽町三丁目の間より水道橋の方へ出づる小坂を称す。 もと此ところに小栗某の邸宅ありしに因る」とかかれています。 明暦三年（１６５７）頃のものといわれる江戸大絵図には、坂下から路地を入ったところに小栗又兵衛という武家屋敷があります。 この小栗家は 「寛政重修諸家譜」から、 七百三十石取りの知行取りの旗本で、 小栗信友という人物から始まる家と考えられます。 （２００３．６．２７撮影） |
〇 所 在 地 千代田区三崎町１と猿楽町２の間
○ 交 通 ＪＲ中央線水道橋、
都営地下鉄三田線水道橋
