坂は、 東京メトロ千代田線新お茶ノ水駅から近く、 並行して北側に「新坂」があります。標識には次のとおり記載されています。 この坂を観音坂といいます。 「東京名所絵図」には“新編江戸志に、 観音坂は埃坂(ごみざか)の道が、むかし茅浦(かやうら)観音寺屋敷ありし故に名づくるなりと見ゆう。 此の坂の上観音院と称する仏刹 (ぶっさつ) ありしことは寛永の古図を見ても知られるべし、 新編江戸志に観音寺とあるは観音院の誤りなるべし” とかかれています。 しかし、 延宝(1673〜80)、 元禄元年(1688)の古図には、 このあたりに『芦浦観音寺』が見え、名の起こりは観音寺または観音院による といえます。 (2003.8.10撮影) |
〇 所 在 地 千代田区神田淡路町1と神田淡路町2の間
○ 交 通 JR中央線御茶ノ水、
東京メトロ丸ノ内線淡路町、
千代田線新御茶ノ水