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| 目黒通りの日吉坂上交差点のところを南に、八芳園の前を通って白金小学校の方へ下っている坂です。 標識は坂の上と下にありますが、 くわばらざか 今里村の地名のひとつである。 その起源について、 特別の説は残っていない。 と記載されています。 上段左の写真で画面の左側が八芳園です。 右の写真で左の電柱の先に坂の標識があります。 坂の途中（八芳園側）に古地老稲荷神社があります。神社の由来について、 鳥居の横に説明があります。 昔「江戸の名物は火事」といわれたほどで火伏せの稲荷信仰がさかんでありました。 中でも古地老稲荷さまは 「あが縁日の存続する限りこの地に出火をみせじ」 との強いご神託より、文政十三年、日吉坂上に鎮座されたもので、しかも縁日には霊妙不可思議にも必ずといってよいほどに雨のおしるしがある。 土民その霊験をかしこみ、 火伏の稲荷、人丸様、 火止る様とも呼び、お祀りしました。 この境内に、大正四年六月石刻連名の方により、 遷宮され、ご神託どおり歴史に出火のないこと、 わけても大正十二年九月一日の関東大震災にも第二次世界大戦空襲にも、火災を免れたのは祭神のご利益と信仰し昭和二十年迄は、神前に神楽、余興を奉納し、盛況でありました。 現在白金台崇敬会により、 左の神事が行われています。 四月十七日 例大祭 九月 一日 鎮火祭 古地老稲荷神社崇敬会 （２００３．９．２７撮影） |
〇 所 在 地 港区白金台１丁目と白金台３丁目の間
○ 交 通 都営地下鉄三田線白金台、
東京メトロ南北線白金台
