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| 東急大井町線大井町駅から４２０号線道路を東へ歩き、ゼームス坂上の信号のところで左折すると、 ゼームス坂通りを北に下っている坂です。 坂は長く、 傾斜は緩やかです。 標識には もとは浅間坂と呼ばれ、かなり急な坂でした。 片側は切り落としになっていて、 崖の向こうには 品川の海が間近に迫って見えたそうです。 明治時代、 この坂の途中に英国人のＪ ・Ｍ ・ジェームスが住んでいたことから、 ゼームス坂と呼ばれるようになりました。 と記載されています。 坂を下っていくと、 左側に三越ゼームス坂マンション（中段右の写真の左側）があります。 その脇を入った奥に、 下記の記述がある石碑があります。 ゼームス邸跡地について 此の処は、南品川英国人ジョンＭジェームス邸跡地である。Ｍジェームスは慶応二年（１８６３年）二十八歳の時来日した。 そして坂本竜馬等とも知り合い後に日本海軍創設に貢献し明治五年海軍省雇入れ以降幾多の変遷を経て住いを此の地に構え隣人に慕われつつ明治四十一年七十歳にて没した。 墓は身延山本堂裏山に在り 「日本帝国勲二等英国人甲比丹ゼームス之墓」と刻まれている。 その頃のジェームス在りし日を偲ぶ庭の欅も品川区の保存指定樹として樹齢百数十年の姿そのままに苔むす石垣と共に昔の面影を今に止めている。 昭和五十八年十月 品川区の公式ホームページを見ると、 ゼームス坂の説明でJ．M．ゼームス（1839〜1908）は、 幕末にジャーデン ・マディソン商会の社員として来日、 急坂を私財を投じて緩やかな坂に改修したこと、生前から仏教に帰依していたことが載っています。 （注）前掲の石碑に記載されている年齢との相違は、確認しておりません。 (２００６．１０．１０撮影） |
〇 所 在 地 品川区南品川５丁目と６丁目との間を北に下る
○ 交 通 東急大井町線 ・ＪＲ京浜東北線大井町
