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| 調布市深大寺元町深大寺入口の信号地点から、武蔵境通りを野川に架かる御塔坂橋の方へ下っている傾斜の緩い長い坂です。 標識はありません。 坂の名については、坂上の近くにある深大寺にあったといわれる高塔にちなむ説、「 うとう坂」から転じて「おとう坂」になった等諸説が伝えられています。 「うとう」とはアイヌ語で突起を意味し、 野鳥の善知鳥（うとう）の嘴に似た形状の坂ということのようです。また、「うとう」は急傾斜で掘割状の空洞地形、切り通しのような凹み地形を意味する言葉として、峠などにも名づけられています。 なお、御塔坂の呼び名を「おとうざか」としていますが、「おとざか」の呼び名もあります。 川が近く水音や水車の回る音が聞こえた坂ということから、当初「おと坂」の名がついたとも考えられます。 坂の途中東側に、 旧道（旧御塔坂）と見られる坂道があります。 (２００７．６．３撮影） |
〇 所 在 地 調布市深大寺元町３と三鷹市大沢４の境界
○ 交 通 京王電鉄線調布下車北口 京王バス、小田急バス
