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| 静嘉堂文庫の北の大蔵通りを歩き、やのはしバス停付近で分岐している道に入ると、 北東に上っている急坂があります。 無名坂と呼ばれている坂で、 傾斜が急なため坂道の右端に手摺りの付いた石段があります。
坂上に近づくと傾斜はやや緩やかになっています。 坂の上に煉瓦造りの家があり、その壁に上の写真のとおり銅製のプレートが嵌め込まれています。 プレートには 若きもの 名もなきもの ただひたすら 駆けのぼる ここに 青春ありき 人よんで 無名坂 一九七五年始まる 無名塾 仲代達也 隆巳 と記載されています。 坂の名は、 これに由来しています。 無名塾は、元々は仲代家の稽古場で俳優を目指す若者たちが集まってできた塾だそうです。 (２００７．１０．２８撮影、下段右の写真のみ（無名塾）２００８．５．６撮影） |
〇 所 在 地 世田谷区岡本１丁目４と６との間
○ 交 通 東急田園都市線用賀・二子玉川、大井町線二子玉川
