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| 「杉並の通称地名」に基づいて歩いた坂です。（「本村坂」のページ参照。） |
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| 本町通りからＪＲ中央線のガードを潜り、 南荻窪３丁目３１と４丁目４４との間の道を南へ善福寺川まで下っている坂があります。標識は無く、「杉並の通称地名」にも載っていませんが、薬鑵坂の呼び名があるようです。 薬鑵坂については、 「今昔東京の坂」（岡崎清記著１９８１．９．１日本交通公社発行）に ・・・ 上荻２−８、２−９の間 南へ置田橋の方へカーブしながら下る。 ・・・ との記述と位置が示されていますが、 これは「兼吉さん坂」と重なっています。一方、「江戸東京坂道事典」（石川悌二著２００３．９．２０新人物往来社発行）は・・・上荻二丁目の真言宗光明院の西方十五番と十六番の間あたりから南へ善福寺川流域に下る坂で・・・と記述しています。 現地で坂道を下ってくると上荻２−３と７のところで二股に分かれ、右は西方向置田橋へと向かい、 左は南方向のこの坂で善福寺川も近いです。薬鑵坂と呼ばれる坂はいくつかあり、 いわれ同じようですが、 この坂もそのひとつと思われます。 (写真２００８．９．９ 撮影） |
〇 所 在 地 杉並区南荻窪３−３１と４−４４との間を南に下る
○ 交 通 ＪＲ中央線荻窪
